薬と飲み物などの相性一覧表と、味や飲みあわせなどの注意事項【苦味の強さも比較しています】

子どもの調子が悪いから病院へ行って薬をもらったけど、全然薬を飲んでくれなかったという経験はありませんか?

 

「薬を飲んで早く楽になって欲しいのに…」そう思っても、子どもがすんなり薬を飲んでくれるとは限りません。

私は薬をお渡しするときに、味や飲ませ方についてできるだけ伝えるようにはしていますが、実際に家に帰って飲ませてみると【全然飲んでくれない】ということはたまに起きており、電話で飲ませ方の相談をされることもあります。

 

お子さんによって味の感じ方も違いますし、好き嫌いもあります。
全員に対応できる飲ませ方は無いと思っていますが、子どもが薬を飲んでくれなくて途方に暮れてしまう保護者の方を少しでも減らしたいと思っています。

少しでも参考になるかと考え、粉薬と飲み物などの味の相性をまとめました。

この記事は、子どもの粉薬を飲みやすくするために混ぜるものを探している保護者の方に向けて作成しています。
検討した薬一覧(クリックで開きます)
アシクロビル細粒40%「サワイ」
アジスロマイシン小児用細粒10%「タカタ」
アストリックドライシロップ80%
アスベリン散10%
アスベリンドライシロップ2%
アタラックス-Pドライシロップ
アドソルビン原末
アレグラDS5%
アレジオンドライシロップ1%
アレロック顆粒0.5%
エピナスチンDS1%「サワイ」
エビリファイ散1%
エリスロシンドライシロップW20%
オゼックス細粒15%
オセルタミビルDS3%「サワイ」
オノンドライシロップ10%
オラペネム小児用細粒10%
オロパタジン顆粒0.5%「トーワ」
カルボシステインDS50%「タカタ」
キプレス細粒
クラバモックスドライシロップ
クラリシッドドライシロップ10%
クラリスドライシロップ10%
クラリスロマイシンDS10%「トーワ」
クラリチンドライシロップ1%
ケトチフェンDS1%「サワイ」
ケフラール細粒小児用
コカールDS40%
ザジテンドライシロップ1%
ジスロマック細粒小児用10%
シングレア細粒
酸化マグネシウム
セフジトレンピボキシル細粒10%「OK」
セフゾン細粒小児用10%
ゾビラックス細粒40%
タミフルドライシロップ3%
タンニン酸アルブミン
ツロブテロールDS0.1%「トーワ」
トスフロキサシン細粒15%「タカタ」
トランサミン散50%
ナウゼリンドライシロップ1%
パセトシン細粒10%
バナンドライシロップ5%
バラシクロビル顆粒50%「明治」
ビオスリー配合散
ビオフェルミンR散
ファモチジン散2%「日医工」
ファロムDS10%
フェキソフェナジンDS5%「トーワ」
フェロミア顆粒8.3%
プランルカストDS10%「タカタ」
プルスマリンDS1.5%
プレドニゾロン散「タケダ」1%
フロモックス小児用細粒100mg
ベラチンドライシロップ0.1%
ペリアクチン散1%
ホクナリンDS0.1%
ホスミシンドライシロップ40%
ミノマイシン顆粒2%
ミヤBM細粒
ミルラクト細粒
ムコサールドライシロップ1.5%
ムコダインDS50%
メイアクトMS細粒小児用10%
メキタジンDS0.6%「KN」
モビコール配合内用剤
モンテルカスト細粒「タカタ」
ユナシン細粒小児用10%
ラックビー微粒N
リスパダール細粒1%
レベニン散
レベニンS散
ロペミン小児用細粒0.05%
ワイドシリン細粒20%
混ぜた飲み物など(クリックで開きます)
水、お茶、牛乳、ヨーグルト、りんごジュース、オレンジジュース、スポーツドリンク、バニラアイス
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粉薬と飲み物などの相性一覧表

:飲みやすい~普通
△:飲みにくくなる
×
:明らかに飲みにくくなる
-:未確認
効果:効果が下がる可能性がある組み合わせなので、避けた方が無難

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※子どもが薬を飲むことを想定して作っているため、アルコールや喫煙、カフェインなどの影響などは記載していません。
※味の評価は全て私個人の感覚です。味見の条件(ヨーグルトの種類など)も統一は出来ていません。
※情報は今後も追加していく予定です。

粉薬の味や苦味などの特徴一覧表【飲み物との飲みあわせの注意もあり】

1)酸性のもの:ヨーグルト・炭酸飲料・果汁ジュース・スポーツドリンク、カルボシステイン(ムコダイン)など

2)カルシウム・鉄分・マグネシウム・アルミニウム・亜鉛が薬の吸収を落とす原因になる。子どもで多そうなのは、牛乳・乳製品(ヨーグルト・チーズなど)・鉄剤・便秘薬(酸化マグネシウム)など。

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※後ほど追記しますが、薬の中には開封後時間が経つと味や匂いが変わってくるものもあります。特に抗生剤で多い印象です。
※人によって甘みや苦味の感じ方は違うので、参考程度に考えてください。
※情報は今後も追加していく予定です。

他の薬の味を変えてしまいやすい薬について

表にも記載があるように、カルボシステイン(ムコダイン)は酸性なので、他の薬のコーティングを剥がして苦くしてしまうことがあります。

そしてカルボシステイン(ムコダイン)は、小児科領域ではかなり使用頻度の高い薬の上、ジェネリックでは別名がいくつもあります。

そのため、抗生剤などの苦味をマスキングしている薬とは同時には飲まないようにしたほうが良いでしょう。
そのような場合は、医師・薬剤師から話があると思いますのでご安心ください。

関連記事

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開封後時間が経つと、味や匂いが変わる薬について

粉薬の中には、開封後時間が経つと、甘みのコーティングが剥がれて苦味が全面に出てきたり、匂いが悪くなるものがあると感じています。

特に抗生剤にはそのような変化が見られる薬が多い印象です。

私自身が実感出来ているものとして、以下のようなものがあります。

  • ワイドシリン:匂いが悪くなる。
  • ファロム:かなり匂いが悪くなる。味は良いが、匂いが気になって不快感を感じる。
  • メイアクト:苦味が感じやすくなる。苦味☆☆→☆☆☆☆ぐらいには変わる。

他にも色々あると思います。
ご存知の方からの情報をお待ちしております。

その他に粉薬を飲みにくくさせないための注意事項

抗生剤やアレルギーの薬などの多くは、苦い薬の味を、甘いコーティングでごまかしています。

そういう薬の場合、水に溶かして時間が経つと苦味が出てくることがあります。

薬を水に溶かす場合は、あまり時間を空けずに飲むようにしましょう。

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おすすめ服薬補助食品は?

「おくすり飲めたね」が有名ですし、実際かなり有効です。
ゼリー状なのでツルッと飲めるのはメリットですが、味をごまかす方法としてはもう一歩だと考えています。

 

そのため私は、「にがいのにがいのとんでいけ」をおすすめすることが多いです。
「にがいのにがいのとんでいけ」を十分な量使えば、抗生剤はもちろん、さらに苦いプレドニゾロン散などの苦味もしっかりコーティング出来ます。
苦い薬がどうしても飲めない場合には、検討してみてください。

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先発とジェネリックどちらが味が良いの?

薬によって違いますが、適切なジェネリックを選んでさえいれば、ジェネリックの方が飲みやすいことが多いと感じています。

先発品よりもジェネリックの方が飲みやすいもの

今回の表に入っているもので、ジェネリックの方が飲みやすくなると私が感じた薬は以下の4種類です。

ジェネリックよりも先発品の方が飲みやすいもの

今回の表に入っているものの中で、先発品の方が飲みやすいと私が感じた薬は以下の1種類です。

1つの先発品に対して5種類以上のジェネリック医薬品があることが多いです。

A社のジェネリックは先発より美味しくないけど、B社のジェネリックは先発よりも美味しいということもあります。

ジェネリックメーカーの企業努力の結果ではありますが、美味しいものだけ選んでいけば、ジェネリックの方が飲みやすいものが多くなるのは当然のように感じます。

このように、私はジェネリックの方が味が良いことが多いと感じています。

「絶対にジェネリックは嫌だ!」という考え方は、お子さんの薬を飲みにくくする原因になっているかもしれません。

せめて、「飲ませやすくなるんだったらジェネリックでも良いです。」ぐらいに考えてもらえると嬉しいですね。

 

 

 

この表を上手く使って、子どもが薬を飲んでくれなくて途方に暮れてしまう保護者の方を少しでも減らすことが出来れば嬉しいです。

 

苦い薬の飲ませ方は、別の記事にて紹介しています。こちらも参考にしてみてください。

>>薬嫌いの子でもなんとか飲める!苦い薬の飲ませ方を薬剤師が教えます。

 

子どもの薬の使い方全般についてはこちらの記事でまとめています。

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