電動鼻水吸引器4種の比較とおすすめポイント【メルシーポット・スマイルキュート・ピジョン・ベビースマイル|医療費控除になります】

子どもが夜中に咳き込んで痰を吐くことがありませんか?

その時に鼻水も多く出ているようであれば、鼻水が喉の方に落ちていって(後鼻漏)、その鼻水によって咳や嘔吐につながっているかもしれません。

 

我が家には「ママ鼻水トッテ」がありますが、吸引力が弱く全然吸えないこともしばしば。。

また、親が空気を吸うことで鼻水を吸引しているので、ごく微量の鼻水とともに菌やウイルスを吸い込んでることもあると思います。

 

みなさん同じような悩みを感じているようで、薬局で薬剤師として働いていると、電動タイプの鼻水吸引器を買った方が良いか相談されることもあります。

我が家で使う目的で電動式鼻水吸引器をいくつか検討してみました。

 

知名度としてはメルシーポットとスマイルキュートの2強の印象ですが、私の結論としては、ピジョンの鼻吸い器をおすすめします。

実際に使っている方からも、掃除などの手間も少なく、簡単で良いと好評です。

【電動鼻水吸引器購入前に】鼻水吸引をする理由は?

鼻水や痰などには、体に入ってきた異物(ウイルスなど)を出す役割があります。

そのため、基本的には薬によって鼻水を抑える事よりも、出ている鼻水を出し切ってしまうことの方が大切です。

大人であれば自分で鼻をかんだり痰を出したり出来ますが、小さいお子さんの場合はそれが難しいですよね。

 

鼻が詰まっていると、鼻呼吸がしづらくなって口呼吸になったり、後鼻漏の原因になって、うちの子のように咳や嘔吐の原因になりかねません。

耳鼻科に行って吸引してもらうのが一番良いと思いますが、以下のように困難な場合もあります。

  • 共働きの家庭では日中に耳鼻科へ受診するのは大変
  • 夜中の鼻詰まりの時に吸引してもらえる病院はほとんどない

また、インフルエンザなどの感染症が流行っている時期に、病院へ受診するのも少し不安があると思います。

 

一番安価で買える家庭用の鼻水吸引器は「ママ鼻水トッテ」になるかと思いますが、保護者の吸う力での吸引なので、吸引力が十分とは言えません。

我が家にもありますが、あまりうまく使えませんでした。

そのため、自宅で鼻水の吸引を行いたいのであれば、電動鼻水吸引器の購入をおすすめします。

 

電動鼻水吸引器の使用方法は簡単なので、使用方法に関しては心配要りません。

夜中に吸引したいなら家庭用の吸引器の購入をおすすめします。

 

鼻水吸引は急性副鼻腔炎や急性中耳炎の予防に効果的という報告もあります。

  • 急性鼻副鼻腔炎診療ガイドラインには、急性細菌性副鼻腔炎に鼻処置をすることで症状の改善に期待が出来るとの記載があります。
  • 小児急性中耳炎診療ガイドライン2018には、十分な根拠とは言い切れないものの、益が外を上回るものとして、「鼻疾患を併発している急性中耳炎に関しては、鼻処置も行うことが治療の選択肢となる」とされています。

適切に使用すれば自宅でも鼻水で苦しい状況を楽にすることができる点は有用だと考えています。

 

それでは、電動鼻水吸引器の特徴を比較していきましょう。

メルシーポットの特徴:吸引力は強いが調整できない

近くの小児科や耳鼻科でもパンフレットを見たことがあるので、以前から気になっていました。

置き型タイプの電動鼻水吸引器で、2017年にリニューアルされています。

メルシーポットのメリット 吸引力が強く、使い方はシンプル

特徴としては、以下のものがホームページなどで挙げられています。

  • 吸引力が強い
  • 操作が簡単(スイッチを入れて、ノズルを鼻に入れるだけ)
  • 部品が少なく、取り外して丸洗い可能

メルシーポットのデメリット 吸引力が調節できない

  • 電池式ではないので、使える場所に制限がある
  • 持ち運びしやすいサイズではない
  • 音が少し大きい
  • 吸引力は調節できない

上から3つについては、置き型の電動鼻水吸引器共通のデメリットです。

これらが気になる方は、「ベビースマイル S-303」などの持ち運びが出来る商品が良いかもしれません。

 

メルシーポットの価格は1万円以上はしますが、お値段以上の価値はあると考えています。

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スマイルキュートの特徴とメルシーポットとの比較

スマイルキュートは、メルシーポットに似たタイプの置形の電動鼻水吸引器です。

基本的なところは似ている面が多いので、メルシーポットと比較をしてみましょう。

スマイルキュートのメリット

  1. 鼻水吸引キットが付いており、洗うパーツが少なく済む
  2. 圧力メーターが付いており、吸引力の調節が可能
  3. 鼻に入れるシリコン製のノズルが3サイズ付いており、使い分け可能

順番に見ていきましょう。

【スマイルキュートのメリット1】鼻水吸引キットが付いている

鼻水吸引キットが付いているのが、メルシーポットと比較した時の最大のメリットだと感じます。

基本的には洗う部分が先端だけで済みそうです。

メルシーポットも丸洗いは出来ますが、日々のお手入れは楽なほうが良いですよね。

 

【スマイルキュートのメリット2】圧力メーターが付いている

圧力メーターを見ながらの吸引力の調節が可能になります。

メルシーポットは、吸引力の調節は出来ません。

吸引力の調整がどれだけ効果的なのかは、両方を実際に使ってみないとわかりませんが、出来ないよりかは出来たほうが便利な気はします。

 

【スマイルキュートのメリット3】鼻に入れるシリコン製のノズルが3サイズ付いている

これも正直使ってみないとわかりませんが、長さや太さも違うので上手く使い分けれると良いですね。

メルシーポットには同じサイズのノズルが2つ付いています。

 

スマイルキュートのデメリット

  1. メルシーポットより本体が少し大きい
  2. メルシーポットより最大吸引力が少し弱い
  3. メルシーポットより値段が高い

こちらも順番に見ていきます。

【スマイルキュートのデメリット1】本体が少し大きい

同じ場所での使用を想定しているなら全く問題ないと思いますが、メルシーポットより高さが5cmほど大きい21cmです。

我が家の場合は気にならない差です。

 

【スマイルキュートのデメリット2】最大吸引力が少し弱い

圧力メーターで吸引力の調節は可能ですが、最大吸引力はメルシーポットよりも弱いです。

口コミを見ている分には、特に問題は無さそうです。

 

【スマイルキュートのデメリット3】値段が高い

スマイルキュートはメルシーポットよりも3000円ぐらい高いです。

洗う部分が少なく済むので、日々の管理の手間はスマイルキュートの方が少なく済みます。

使用頻度が高ければ気にならない値段の差だと考えますが、試しに買うには値段の差が気になるかもしれません。

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ピジョン 電動鼻水吸引器の特徴とスマイルキュートとの比較

前の2種類よりも知名度は少し下がりますが、ピジョンからも電動鼻水吸引器が発売されています。

ピジョンの電動鼻水吸引器は、メルシーポットよりもスマイルキュートに近いので、スマイルキュートと比較します。

  • 鼻水キャッチャーがある点は同じ
  • 吸引力の調節が出来るのは同じだが、最大吸引力はピジョンの方が強い
  • シリコンノズルはスマイルキュート3個、ピジョンが2個
  • 洗浄ブラシもついている
  • 値段は同じぐらいか、わずかに高い

これらの理由により、スマイルキュートよりもピジョンの電動鼻水吸引器をおすすめしています。

 

子ども用品を多く扱うピジョン製なのも安心感を感じますし、年齢別の使い方動画が充実しているのも、安心ポイントです。

ベビースマイル S-303の特徴【電動鼻水吸引器】

ベビースマイルはメルシーポットと同じメーカーの小型の電動式鼻水吸引器です。

 

音は静かな上、電池式で持ち運びも可能ですが、吸引力が弱いというレビューが目立ちます。

 

家での使用がメインとなる我が家においては、「音が静か」というメリットは魅力的ではありますが、それよりも「吸引力」に不安を感じてしまいます。

外出先での使用が多いなら最有力候補に挙がると思います。

電動式鼻水吸引器の比較表【スマイルキュート・メルシーポット・ピジョン・ベビースマイル】

紹介した4種類を表にしてみました。
参考にしてください。

 

スマホで見ている方は、右へスクロールすると表が動きます。

名称メルシーポット
S-503
スマイルキュートKS-501ピジョン
電動鼻吸い器
ベビースマイル
S-303
寸法
(mm)
W235xD90
xH160
W245xD93.5
xH217
W122×D133
×H139
W201.5xD42.5
xH42.5
重量1020g約1000g
(本体のみ)
約800g
(本体のみ)
195g
(電池別)
最大
吸引圧
-83kPa
±20%
-75kPa
±10%
-80kPa-62kPa
±15%
目安価格11880円14800円15000円3500円
特記事項 置き型
吸引力は1番
置き型
吸引力調節
洗う部分が少ない
ノズルが3種類
置き型
吸引力調節
吸引力は2番目
洗う部分が少ない
持ち運びが楽
電池式
吸引力が弱い

ピジョンがおすすめ【次点でスマイルキュート、メルシーポット】

以前はスマイルキュートが一番おすすめだと考えていましたが、現在はピジョンの電動鼻水吸引器をおすすめしています。

 

当初スマイルキュートをおすすめしていた理由は、以下の通りです。

  • サイズ差は私の想定する使い方では困らないですし、メルシーポットとの吸引力の差もそこまで大きくない
  • お手入れが楽なのと、色々と調整できたりと選択肢が多い

 

しかし、ピジョンの電動鼻水吸引器は、スマイルキュートでちょっと気になっていた吸引力が少し強くなっており、お手入れも簡単で、吸引力の調整もできます。

 

少しの違いではありますが、スマイルキュートよりピジョンの方がおすすめできます。

わずかに値段も高いですが、差額分の価値はあると考えています。

個人的にはピジョンの電動鼻水吸引器が一番おすすめできる商品です。

 

※2019年8月追記

最近、実際にピジョンの電動鼻水吸引器を購入した方に、使用感を聞いてみました。
比較検討はしていない意見ですが、「手入れが簡単なので楽で良い」とのことでした。

 

スマイルキュートも使い勝手は良いと思います。

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一番使っている人が多そうなのはメルシーポットで、置き型では値段も一番安いです。

メルシーポットを選択するほうが無難と考える人のほうが多いかもしれません。

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ベビースマイルは、吸引力に心配はありますが、外出先での使用が多いなら最有力候補でしょう。

電動鼻水吸引器購入に当たっての注意点【医療費控除の対象です】

最後に電動鼻水吸引器購入に当たっての注意点を2つほど紹介します。

電動鼻水吸引器はドラッグストアなどでの取り扱い種類が少ない

なんとなくドラッグストアに行けば買える印象があるかもしれませんが、電動鼻水吸引器はドラッグストアや赤ちゃん用品店などでもあまり売っていません。

取り扱っていたとしてもあまり種類はありません。

 

電動鼻水吸引器に関してはネットで購入したほうが値段が安いことも多く、選択肢も増えます。

もちろん欲しい商品がお店で安く売っていればそれが良いでしょうが、私は良く考えずに唯一販売していた「ママ鼻水トッテ」を買って後悔しました。

皆さんはそのようなことの無いようにしてください。

電動鼻水吸引器は医療費控除の対象です

電動鼻水吸引器は医療費控除の対象になるので、領収書は念のため残しておくことをおすすめします。

基本的には医療費控除は家族の医療費が年間10万円以上から使用可能です。

たまたま医療費控除を使える年に購入することになったらラッキーといったところでしょうか。

 

 

最後に

一番おすすめできるのはピジョンの電動鼻水吸引器です。

メルシーポットと比較するとわずかに値段は高いですが、お手入れが簡単で吸引力にも期待できます。