乗りもの酔い(動揺病)は平衡感覚の乱れが原因で起こると言われ、動いたり止まったり、早くなったり遅くなったり、上下左右に動いたり、このような刺激を受けることで酔ってしまいます。
乗りもの酔いをすると、気分が悪くて吐いたり、顔面蒼白になったりします。
小さい頃はあまり目立ちませんが、小学校ごろから乗りもの酔いをするようになります。
うちの子も4歳ぐらいから始まりました。
乗りもの酔い対策と、酔い止め薬について紹介します。
薬以外の乗りもの酔い対策【テレビやスマホも注意】
薬を飲む以外の乗りもの酔いの対策は以下のようなものが挙げられます。
・当日は食べすぎないこと
・締め付けが強い服を着ないこと
・移動中は、進行方向か、遠くの景色を見ておくこと
・テレビやスマホ、本などを見ないこと
・車内を快適な環境に保つこと(温度・匂いなど)
酔ってしまったら、可能であれば移動を中断して、一度外で休憩しましょう。
しっかり運動をする子は酔いにくいと聞いたこともありますが、少なくともうちの子には当てはまらないようです。
自家用車で移動する場合は、渋滞などに備えて携帯トイレを用意しておきましょう。
嘔吐にも対応出来るので便利です。
不快なにおいは酔いの原因にもなるので、防臭タイプを選んでおいたほうが良いでしょう。
これらの対策をしてもなお乗りもの酔いをするようであれば、酔い止め薬を使うことも検討しましょう。
酔い止め薬の注意点【子どもの年齢も重要】
酔い止め薬はたくさんの種類がありますが、大きく分けて「抗ヒスタミン薬」と「抗コリン薬」、そして両方とも入っているものがあります。
カフェインが含まれているものもあります。
酔い止め薬の抗ヒスタミン薬の注意点(眠気あり・酔い改善効果)
酔い止めに含まれる抗ヒスタミン薬には、以下の成分などがあります。
ジフェンヒドラミンサリチル酸塩
ジプロフィリン
塩酸メクリジン
これらは第1世代抗ヒスタミン薬と呼ばれる、鎮静作用の強いものばかりなので、眠気が出やすいです。
すでに酔ってしまった状態から改善する効果があります。
抗ヒスタミン薬は、カゼ薬・鼻水の薬・かゆみ止めなどにも含まれているので、他に飲んでいる薬がある場合は専門家に確認の上使用してください。
また、一回限りの使用ではありますが、酔い止めに含まれている鎮静作用が強い第一世代抗ヒスタミン薬は、熱性けいれん既往歴ある子には使用を控えたほうが良いかも知れません。
抗ヒスタミン薬のみの酔い止めとしては、以下の製品などがあります。
酔い止め薬の抗コリン薬の注意点【予防効果・移動前に飲む】
酔い止めに使われる抗コリン薬はスコポラミン臭化水素酸です。
抗ヒスタミン薬は酔った状態を改善する目的ですが、抗コリン薬は酔わないようにするための予防効果があります。
うまく使い分けれると良いかもしれませんが、迷ったら両方含まれているものを選んでも良いでしょう。
抗コリン薬は酔ってからの効果は期待できないので、移動前に飲むようにしましょう。
お子さんに使う場合は、心理的に安心させてあげるのも大切です。
「薬効いてるから大丈夫だよ。」のように声をかけてあげて下さい。
喉の渇きが出やすいので、飲み物を用意しておいたほうが良いでしょう。
緑内障や排尿障害がある方は注意が必要です。
使える年齢を確認の上購入してください【3歳から使える】
ドラッグストアなどで酔い止めの薬を買う場合、種類によって年齢制限がバラバラですので必ず確認の上購入するようにしてください。
私の確認した範囲では、3歳未満に使える酔い止め薬はありません。
錠剤タイプ、水無しで飲める錠剤(チュアブル)タイプ、ドリンクタイプなどがあり迷うかもしれませんが、飲みやすそうなものを選べば良いでしょう。
参考までに、私は以下の製品を選びます。
センパアプチベリーは、抗ヒスタミン薬+抗コリン薬の両方が含有されており、3歳から大人まで使えます。
チュアブルタイプなので錠剤が飲み込めない子でも使いやすいと思います。