子どもにマスクは何歳から着けれる?【年齢別おすすめマスクも紹介】

子どもにマスクは何歳から着けれるのか【年齢別おすすめマスクも紹介】

子育てをしていると、子どもにマスクを着けたくなることがあります。

しかし、子どもが何歳ぐらいからマスクを着けていられるのかは、個人差もありはっきりしていません。

 

また、多くの子は、初回からマスクを上手に着けれるわけでもありません。

マスクが何歳ぐらいから付けれるのか、上手な着け方やおすすめマスクなどについてまとめます。

 

※なお、2歳未満のマスクの使用は窒息につながることもあるため、原則推奨されていません。

3歳ごろからマスクを着けれるお子さんが増える印象です

自分の子どもや、薬局に来ているお子さんのマスク着用状況から、3歳ぐらいからマスクを着けていられる子が増えてくるという印象があります。

我が家の場合は、上の子は2歳前からマスクを着けたままでも平気になりましたが、下の子は2歳過ぎても嫌がってすぐ外してしまいます。

 

何歳からマスクを着けれるようになるかは、性格などの個人差が大きいと思います。

薬局で見かけるお子さんでも、2歳ぐらいからマスクを着けれるお子さんが増えてきて、年少さんぐらいには付けれる子が結構増えてくる印象があります。

 

「小学生でもマスクを着けていられない」と相談されたお母さんもいました。

大人でも長時間マスクを着けていれない人もいますし、どうしても付けれない子がいても全然おかしくないと思います。

 

いざ必要となった時に、急にマスクを着けようとしても嫌がられるのは仕方ないと思います。

できれば事前に試しておくと良いでしょう。

マスクを上手に着けるために:練習してみませんか

マスクを着けているとわずかに息苦しさを感じることもあり、子どもが嫌がることは珍しくありません。

子どもにマスクをする目的は、咳エチケット対策、花粉などのアレルゲン対策、そして感染予防などがメインだと思います。

これらの場合、きちんとマスクを出来ず隙間を作ってしまうと、あまりマスクをしている意味はないと言えます。

 

大人の方でも、鼻を出してマスクをしている方を見かけますが、細菌やウイルス、アレルゲンは鼻からでも入ります。

咳エチケット対策以外にはほとんど意味がないですので、きちんとマスクを着けるようにしましょう。

※感染予防としてのマスクの効果はあまり期待しすぎないほうが良いでしょう。

 

子どもにマスクを上手に着けてもらうための方法ですが、「褒める」のが最も効果的だと考えています。

「マスクを上手に着けれてすご~い!」、「マスクかっこいい(かわいい)ね」、「さすが〇〇くん(ちゃん)だね!」みたいにべた褒めしてみましょう。

褒め方も色々工夫してみてください。

 

マスクをしないデメリットを伝えても、小さい子供には理解が難しいです。

理解出来ないことに対して怒っても仕方ありません。

できるだけ褒めることで、マスクを着けれるようにしてあげたいですね。

使い捨てマスクとガーゼマスクの違い

マスクを選ぶ際に、使い捨て(不織布)マスクと、ガーゼマスクの選択で迷うこともあるかもしれませんので、違いについてもまとめておきます。

使い捨て(不織布)マスクの特徴

使い捨てマスクは、基本的に「不織布」という織っていない布を使って作られています。

1枚あたりのコストが安いのがメリットですが、キャラクターものなどは値段が高いものもあります。

 

不織布マスクはガーゼマスクと比較すると目が細かいので、ウイルスなどを通しにくいです。

目の細かさによって、「花粉用」や「ウイルス用」などラインナップが分かれているものもあります。

 

汚れたら新しいのに替えれば良いので衛生的ですし、子どもにも向いていると考えます。

ガーゼマスクの特徴

ガーゼマスクの最大のメリットは、「洗える」ことです。

多少汚れても洗えば良いので、コスパは良いです。

 

ガーゼマスクの保湿・保温効果は不織布よりも高いので、乾燥対策などには向いています。

室内での乾燥対策は「加湿器」を使ったほうが効果的ですし、鼻がカバーできず目も荒いので、花粉やウイルス対策としては不織布マスクほどの効果は期待できません。

 

鼻を覆わず目も荒いので、不織布マスクほど息苦しさは感じないと思います。

外出先での保湿対策や、ガーゼマスクを嫌がる場合の咳エチケット対策としての使用に向いていると考えます。

子どもにおすすめの使い捨てマスク

コスパも気になるところですが、「マスクを着け続けれる」ことを優先に考えましょう。

マスクを嫌がる子なら、好きなキャラクターのマスクなどを選んであげることで、特別感を演出することも出来ます。

使い捨てマスクを選ぶ場合、できるだけ隙間が出来ないようにすることが大切です。

まずは年齢に応じたマスクを選択するようにしましょう。

 

【アンパンマン ちいさな立体マスク(3枚入)】は、2~4歳向けのマスクです。

男女問わずに子どもに大人気のアンパンマンは外せないキャラクターですよね。

 

【こども不織布マスク プリンセス(7枚入)】は、子ども向けのマスクです。

小さい子に使うにはちょっと大きいサイズですが、ディズニープリンセスは女の子には安定の人気です。

立体タイプもあります。

 

男の子には、ピカチュウのマスクなどが良いかと思います。

戦隊ものや仮面ライダーのマスクもありますが、一年周期でシリーズが変わりますよね。

流行り廃りがなく、安定した人気のポケモンが良いのではないでしょうか。

 

シンプルなマスクが良いなら、【超快適マスク 園児専用タイプ(3枚入)】などがおすすめ。

立体タイプで、3~6歳ぐらい向けです。

 

【はじめてのマスク(7枚入)】は1歳半からの赤ちゃん用マスクです。

お口まわりに空間ができる立体ドーム型で、張り付かないから快適です。

年齢が書いてあるマスクの中では、最も低年齢から使える商品だと思います。

形状から考えて通常のマスクよりは息苦しくはなりにくいのでないかと個人的には考えますが、2歳未満へのマスクは推奨されていないことも忘れずに。

 

子ども用のガーゼマスクもあります。

 

ガーゼマスクを自作出来るキットもあります。

もちろん、ガーゼなどを自分で用意すれば、キットが無くても作れます。

 

子どもが気に入るように、マスクに絵を書いたりすることも可能ですが、油性ペンなどは有機溶剤が揮発するので注意が必要です。

 

 

幼稚園・保育園などでは、マスクを着けてこないでくださいと言われることもあるようなので、確認しておきましょう。

小さいお子さんは、何でも口に入れるので、せっかく感染予防にマスクを使っても、目を離した隙にマスクを口に入れたりすることもあるかもしれないので、注意をお願いします。