ヒルドイドフォームも含めたヒルドイド全種類の使用感【ジェネリックとの比較|市販薬もあります】

薬にあまり興味のない方でも、「ヒルドイド」という商品名は聞いたことがあるのではないでしょうか?

医療保険を使って美容目的で処方されたりと、色々とニュースになったりする塗り薬です。
最近は少し話題も沈静化していますが、保険の可否を巡る議論は今後も定期的に行われる可能性があります。

 

その「ヒルドイド」ブランドから、新商品「ヒルドイドフォーム0.3%」が発売になりましたので、新商品の特徴や以前からある「ヒルドイド」シリーズ全種類を含めた使用感をまとめました。

目次

ヒルドイドフォーム0.3%使用感と特徴【泡タイプ|顔もOK】

ヒルドイドシリーズで一番新しい商品で、泡状の塗り薬です。
ヒゲ剃りで使うシェービングフォームのようなイメージの泡です。

 

ジェネリック医薬品では以前から泡状の商品がありましたが、ジェネリックの泡状スプレーという商品は少しベタッとした感じの泡でした。

それに対してヒルドイドフォーム0.3%は、油分を含まないさっぱりとした使用感で、きめ細かい泡が特徴です。

洗顔のCMで見るような、”手のひらをひっくり返しても全然落ちない!!!”といった泡のイメージと事前に聞いていましたが、実際ひっくり返してみるとだんだん水っぽくなってきて落ちてきます。

メーカーさんの前評価が高かった分、使ってみた感じはもう一歩というところです。

※ひっくり返しても短時間なら落ちません。

 

使ってみると少しひんやりした感じがあります。とても塗り伸ばしやすいので、広い範囲への塗るのは簡単でした。

どうしてもコレが良い!と言えるほどのメリットは感じないというのが本音です

顔にも使えますが、目には入らないようにしてください。

 

使用量の目安として、商品のキャップぐらいの大きさの泡で、手のひら4枚分の範囲に塗るのがちょうど良いです。

 

使用感のデメリットとしては、ひんやりする感じが冬場にどれぐらい気になるのかだけですね。自分で使ってみた感じは気にならない程度だと思います。

LPGガスを使用した商品なので、容器内のガス抜きをしてから捨てないといけません。
また、プラスチックとアルミ製の商品なので、地域によっては分別が大変になるかも?

 

使用感は良いけど、捨てるのが手間になりそうですね。
実際に使ってみた患者さんの意見を待ちたいところです。

※追記

捨てるが面倒だという患者さんからの意見も多いです
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ヒルドイドフォームと、ジェネリックも含めたヒルドイド全種類の使用感比較

種類はいっぱいありますが、多くの人は、使ったことがあるのは1~2種類ぐらいだと思います。
私はヒルドイド全種と、ジェネリックも複数個使ったことがあります。

正式な分類とは違い独自にタイプ分けして記載しています。

今お使いのタイプよりも使いやすいものがあるかもしれませんよ?
自分の好みについてもあとでまとめます。

ヒルドイドクリーム、ヘパリン類似物質クリームの使用感【クリームタイプその1

塗り伸ばしやすいですが、少し匂いが気になると思います。以前は独特の匂いがありましたが、今では改良されています。ただし、まだ匂いが強いものを在庫しているところもあると思います。

ベタつく感じは少しだけ残ります。
クリームタイプその2のほうが多く使われている印象です。

ヒルドイドソフト軟膏、ヘパリン類似物質油性クリームの使用感【クリームタイプその2

塗り伸ばしやすく、匂いも気になりません。
保湿感は強いですが、ベタつく感じが一番残るタイプです
それもあって、夏場よりも冬場の方が使いやすい印象です。

ヒルドイドローション、ヘパリン類似物質ローション「ラクール」の使用感【乳液タイプ

2種類のクリームタイプより伸ばしやすいです。乳液や日焼け止めみたいな質感です。
ベタつきはあまり残りません。
かなりオールマイティなタイプ

ジェネリックの「ラクール」は乳液タイプを作っていますが、ちょっと匂いが気になります。
クリームタイプのような容器を採用しているので、見た目も少し違和感があります。

こちらのジェネリックはあまり積極的にはおすすめしにくいです。

ビーソフテンローションの使用感【化粧水タイプ

化粧水のような質感です。
伸びがよくベタつきもほとんど残らずさっぱりと使えます。
汗ばむ夏場のお風呂上りには使いやすいと思います。

ヘパリン類似物質スプレーの使用感【化粧水スプレータイプ

化粧水タイプ(ビーソフテンローション)のスプレータイプと考えてもらえば良いと思います。
シュッシュと数回プッシュしてさっと全身に塗り拡げられます
化粧水タイプよりもこぼしにくいので使いやすい印象です。

ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの使用感【泡スプレータイプ】

少しベタッとする感じの泡です。
塗り伸ばしやすく、使い心地も良いです
夏場は少しべたつきが気になるかも。

 

もともと100gのスプレータイプの容器しかありませんでしたが、泡ハンドソープのような置き型の容器が200gで発売になっています。

>>ヘパリン類似物質外用泡状スプレーの200g容器の注意点(関連記事)

ヒルドイドフォームの使用感【フォームタイプ】

油分を含まないさっぱりとした使用感で、きめ細かい泡が特徴
泡スプレータイプよりも泡がしっかりとしていてひんやりします
使用感は良いけど、捨てるのが手間になりそう。

【番外編】ヒルドイドゲル【保湿剤ではありません】

他のヒルドイドシリーズと違って、基本的には保湿剤としては使われません。
打撲や捻挫などへの使用がメインになります。
これは使ったことがないので、使用感はわかりません。

ヒルドイドシリーズで一番使いやすいのは? →個人的には泡状スプレー!!

個人的に重視するポイントは以下の4点です。

  • 保湿感
  • 延ばしやすさ
  • 使いやすさ
  • 持ち運び(気にならない人多いかも)

個人的な評価ですが、それぞれ数値化して表にしてみました。

保湿感延ばし
やすさ
使い
やすさ
持ち
運び
総合評価
ヒルドイド
クリームなど
333314
ヒルドイド
ソフト軟膏など
523515
ヒルドイド
ローション
334515
ビーソフテン
ローションなど
253414
ヘパリン類似物質
スプレー
254314
ヘパリン類似物質
泡状スプレー
445215
ヒルドイド
フォーム 
344213

※持ち運びの項目については、それぞれの最少包装のサイズで評価しています。

総合評価としては、ヒルドイドソフト軟膏とヘパリン類似物質油性クリーム、ヒルドイドローション、ヘパリン類似物質泡状スプレーが高得点です。

 

季節によって分けるともっと良いかもしれません。

夏場はさっぱり使えるビーソフテンローションやヘパリン類似物質スプレーも捨てがたいですし、冬場はしっとり感の強いヒルドイドソフト軟膏とヘパリン類似物質油性クリーム、ヘパリン類似物質泡状スプレーが良いですね。

 

お風呂上がりに子どもに使うならヘパリン類似物質外用泡状スプレーの200gが便利♪

泡状スプレーの200gは泡ハンドソープのようなボトルタイプです。
子どもはお風呂上りもじっとしていないので、片手
ワンプッシュで使えてとても使いやすいです。

大きくて持ち運びは面倒ですけどね。

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【ヒルドイドの市販薬】ヒルメナイド油性クリームやヘパドロイド油性クリームなど

ドラッグストアのマツモトキヨシで【ヒルメナイド油性クリーム】が発売になっています。

ヒルドイドと同じ主成分の、ヘパリン類似物質を同じ割合含有している商品です。

多少硬めな塗り心地のようですが、狭い範囲での使用であれば気にならないでしょう。

マツモトキヨシオンラインストア ヒルメナイド油性クリーム 50gから購入が可能です。

あまりの人気のために、発売当初は売り切れが続いていましたが、現在では購入できます。
個数制限されたままですのでご注意ください。

 

他にもドラえもんのパッケージの商品などあります。

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ASADAAME(浅田飴)
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こちらは同じ量で値段も安いですし、パッケージもかわいいですね。

【ヒルメナイド油性クリーム】が発売されたことで、ヒルドイドの美容目的での不適切使用が減ることを期待しています。

ヒルドイドの使い方と、顔に使う場合の化粧水や乳液との塗る順番

ヒルドイドを塗る際には、少しベタッとするぐらい塗るようにしましょう。
ティッシュがひっつくぐらいが塗る目安と言われます。

皮膚のしわに沿って塗るとムラなく塗ることが出来ます。

保湿剤はお風呂上り5分以内に塗った方が効果的とも言われていますが、必死になってまで5分以内に塗る必要はないと考えています。

 

顔に使う場合、化粧水や乳液との順番をどうすれば良いかと質問されることもあります。
基本的に以下のような順番で問題ないと考えます。

  1. 化粧水
  2. 乳液
  3. ヒルドイド

なお、ヒルドイドには皮膚血流量増加効果があるため、皮膚の赤みの原因になることも考えられます。

基本的には問題なく使えると考えていますが、気になる方は顔への使用を避けても良いでしょう。
ちなみに、私やうちの子たちは問題なく使えてます。

ヒルドイドの美容目的使用の効果は?【シミや色素沈着】

ヒルドイドの美容効果を目的としたデータは残念ながら特にありません。
シミや色素沈着への効果を示すデータもありません。
いわゆる「口コミ」で広がっているものです。
そもそも、医療用のヒルドイドは美容目的で使うものではありません。
美容目的で使いたいのであれば、市販薬を購入して使うようにしましょう。
医療費抑制にご協力ください。
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ヒルドイドフォームはジェネリックのヘパリン類似物質泡状スプレーに変更できる?薬価は?

ヒルドイドフォーム0.3%は準先発品扱いの92g入りの商品で、ヘパリン類似物質泡状スプレーは100gの商品です。

容量が違うので、基本的にはジェネリックへの変更はほぼ出来ないでしょう。

少しでもコストを減らしたいなどの強い希望があれば、処方医へ問い合わせればジェネリックの変更が出来るかもしれません。

一度相談してみてください。

 

ヒルドイドフォームは1本(92g)の薬価が約2042円、
ジェネリックのヘパリン類似物質(泡状)スプレー1本(100g)の薬価が1470円です。

3割負担の場合、一本当たりの差額は約170円です。

ヒルドイドの比較と使用感【まとめ】

塗り薬は個人の使用感の感覚による評価の違いがとても大きいです。
医師が希望を聞いてくれるのであれば、順番にヒルドイド全種類使ってみることをおすすめします。

新商品のヒルドイドフォームは塗り伸ばしやすく、使用感は良いですが、捨てる手間が気になります。

個人的なおすすめは、ヘパリン類似物質泡状スプレーの200gです。
ボトルタイプなので片手で簡単に出せますし、塗り伸ばしもしやすく、しっとり感も続きます。
ただし、持ち歩きには一番向かないタイプなので、そこはうまく使い分けれると良いかなと思います。
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保湿薬はヒルドイド以外にもいろいろあります。市販の薬を使うのも悪くありませんよ。

子どもにとっても保湿はとても大切です。
肌トラブルなどで皮膚のバリア機能が低くなると、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーの原因となる可能性もあります。

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周りの方の意見も加えてまとめてみたつもりですので、参考になったら嬉しいです。

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ステロイド外用剤の使い方については>>ステロイドの外用薬は副作用が起きないように適切に使いましょうにまとめています。

 

子どもの薬の使い方全般についてはこちらの記事でまとめています。

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