成長痛は3歳から5歳ぐらいが起こりやすい!成長痛の知識・対策とうちの子の体験談【痛み止めの湿布を使うこともあります】

成長痛を感じたことはありますか?
私も子どもの頃にも経験して、凄く痛かったのを覚えています。

 

気がついたら、自分の子どもが成長痛を感じる年齢になっていて、時の流れの速さを感じずにはいられません。。

うちの子の場合、成長痛と思われる時に、ものすごく泣きます。
大絶叫です。
近所迷惑この上ありません。

 

皆さんにもそういう経験をした方はおられないでしょうか?
成長痛かな?と考えたとしても、「こんなに泣いているのは、別の原因かも知れない」と、不安を感じてしまうかもしれません。

そんな時の不安解消の手助けになればと、成長痛に関する基本的な知識と、うちの子の成長痛体験談をまとめました。

成長痛に対しての不安が少しでも減れば良いなと思います。

成長痛の知識や痛みへの対策【起こりやすい年齢は3歳から5歳ごろ】

成長痛は正式な病名ではありません。起こりやすい年齢は3歳から5歳ごろ

まずはじめに、成長痛は病名ではありません。通称です。
「小児の一過性下肢痛」のことを指すことが多いようですが、オスグット病・シーバー病・骨端症なども「成長痛」とひとくくりにされることがあるようです。

この記事においては【成長痛=小児の一過性下肢痛】として書いています。

 

3歳~5歳ぐらいが成長痛が起きやすい時期と言われています。
うちの子もそれぐらいの時期に多かったです。

成長痛の原因は?骨の成長と痛みは関係無いそうです。

成長痛は、骨が成長することで痛みが出ると思っている方も多いのでは無いでしょうか?
私も割と最近までそう思っていましたし、親からもそう聞いていた気がします。

しかし、それは違うようで、骨が成長しても痛くはならないようです。

 

成長痛のはっきりとした原因はわかっていません。
活発に遊ぶことで関節などに疲労がたまって痛むと言われていることもありますし、精神的な原因と言われることもあります。
どちらも、明確な根拠があるわけではありません。

痛むのは膝や足首などが多いようです。

成長痛の診断基準は?受診の目処は?

成長痛のはっきりとした診断基準はありませんが、以下のような診断基準の作成が試みられているようです。

1)疼痛は8時間以上持続しない
2)来院時には無症状である
3)診察上圧痛,腫脹などの異常所見を認めない
4)単純X線検査で異常を認めない

4項目とも満たす場合に「いわゆる成長痛」と診断する

いわゆる成長痛(小児の一過性下肢痛)の診断基準作成の試み
横井広道ら、国立病院機構四国こどもとおとなの医療センター小児整形外科

参考:中国・四国整形外科学会雑誌 25(3): 495-495, 2013.

 

残念ながら、まさに今泣いている我が子の痛みの原因が成長痛であるかどうかの判断はできません。

 

  • 見た目に異常がある
  • 痛みが翌朝まで続く
  • 痛みが毎日のように続く

このような場合は、成長痛ではない可能性もあります。

成長痛に限らず、心配があれば受診しても良いと考えています。

成長痛の痛みに対策はある? 痛み止めの湿布などを使うこともあります。

成長痛に対して、特別な治療は特にありません。

湿布などは痛みを抑えるのに有効ですが、成長痛のような短時間の痛みの場合はあまり効果がないかも知れません。
痛み止めが効きはじめる前に痛みが治まっているように感じます。

 

大切なことは子どもの、「痛くて悲しい」、「痛くて怖い」などの気持ちを受け止めて上げることでしょう。
痛いと言うところをさすったりしてあげたり、頭をなでてあげるようなことが大切だと感じます。

冷やしたり温めたりすることで気持ちが良さそうなら、そうしてあげれば良いでしょう。

【成長痛の体験談】うちの子の場合

半年に一度ぐらい、夜中に膝や足首が痛いと大泣きすることがあります。
今までに3回以上はあったでしょう。

 

長いときには一時間ぐらい絶叫していることもあります。
本当にびっくりするぐらい大きい声で泣いて、すごく心配になります。

 

痛いと言っているところをさすって上げると、少し落ち着いてくれます。
しっかり寝入るまではさすってあげないと、また泣きだしてしまいます。

しばらく時間を空けてまた泣くこともあります。
外見上の異常もなく、翌朝に痛いと言っていることは無いので、おそらく成長痛なんでしょう。

子どもも大人も寝不足になるのは辛いところです。

 

 

「うちの子は一時間ぐらい絶叫しているので、あなたのお子さんも大丈夫です。」とは言えません。
それでも、外見上の異常が無いようであれば焦らなくても良いでしょう。
まずはお子さんの痛みに向き合ってあげてください。