脱水症状の予防と対策【冬でも脱水はあります|子どもは特に注意】

脱水症状が多い時期といえば【夏】を思い浮かべる方も多いと思います。

実際、脱水症状は年中起きていますし、子どもが脱水症状を一番起こしやすいのは【冬】というデータもあります。

脱水症状は年中注意するようにしてください。

脱水症状とは? 子どもは冬でも脱水になりやすい。

脱水症状とは、体内の水分が失われることが原因の諸症状が起こることです。

体内の水分の2%が失われると喉の渇きを感じ、5%で頭痛、8%以上でけいれんなどが起こり、10%以上になると失神などにつながり、20%に近づくと死に至ることもあります。

子どもは水分の割合が高いので外気温の影響を受けやすい上に、体温調節機能が未熟なため熱中症になりやすいです。
大人が気をつけてあげるようにしましょう。

冬は風邪やインフルエンザ、胃腸炎などの病気が流行るので、熱や嘔吐・下痢による脱水が増えたりします。
空気の乾燥しやすい時期でもあり、暖房器具によりさらに乾燥することもあるので、しっかりと水分補給することが大切です。

脱水症状の予防と対策 →喉が渇く前に飲むのもOK

喉が渇いていなくても積極的に水分をとることが一番重要です。

「喉が乾いた」と感じるということは身体にとって水分がすでに不足している状況なので、軽度の脱水症状を起こしていると言うことになります。

麦茶などを小まめに飲むようにしましょう。

基本的には、予防目的に平時から経口補水液を飲む必要はありません。

また、ミネラルウォーターには塩分も含まれているので脱水対策としてはいい面もありますが、糖分の過剰摂取になるなどのデメリットもあります。
大量に汗をかくような状況であれば経口補水液やスポーツドリンクでの塩分補給も良いでしょう。

 

なかなか水分を摂ってくれない子もいます。そのような子には以下の手段も効果的です。

・遊びなどの休憩のたびに水分補給を促す
・果物やスープなど水分量の多い食べ物を食事に出す。
・外出時には水筒を持ち歩くなど、水分がいつでも飲めるようにする。
・子どもが好む飲み物を与える

脱水症状になったらどうしたら良い? →症状で考える

軽いめまいや頭痛がある場合

軽度の脱水の可能性があります。
涼しいところに頭を低くした状態で寝かせて、塩分・糖分が含まれた経口補水液などを、こまめに少しずつ飲ませましょう。

全身がだるそう、意識がはっきりしない場合

脱水が進んでいる可能性もあります。受診を検討してください。
経口補水液などをこまめに少しずつ飲ませながら、冷たい濡れタオルで拭いたり・クーラーの効いた部屋に寝かせるなどの方法で体を冷やしてください。

意識がもうろうとしている、けいれんがおきたなどの場合

ただちに119番通報しましょう。
その間にも水分補給と体を冷やしてください。

軽度から中等度の脱水症状の対策には、OS-1などが効果的です。

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スポーツドリンクは味を考慮されて作られていると思いますが、OS-1などの経口補水液は水分や塩分などの電解質吸収を早くすることを考えて作られています。糖分が多いと吸収が遅くなるので、どうしても甘く飲みやすくはできません。美味しくはないです。

商品画像を載せる目的で商品リンクは貼ってありますが、期限が短いため24本セットなんて買っても飲みきることはないでしょう。

個人使用の場合は近くのドラッグストアや薬局で数本だけ購入しましょう。
念のための購入なら、期限確認してから買った方が良いですよ。

 

経口補水液の違いと、医療用の経口補水液のソリタについてはこちらの記事でまとめています。
>>経口補水液の基本とソリタ-T配合顆粒の薄め方【薄めたりんごジュースでも変わりになる?】

 

家で用意したい場合は、水1Lに砂糖40gと塩3gを加えると代用品ができます。
その場合は、レモン果汁など加えると飲みやすくなります。

経口補水液の飲ませ方

気持ち悪い時に無理に大量に飲ませると、嘔吐の原因になってしまいます。
すごく嫌がるようなら無理に飲ませないようにしてください。

最初はスプーン一杯ぐらいの少量から始めてください。
少し様子を見て大丈夫そうだったら、何度か繰り返して飲ませてみましょう。
追加で飲みたがるようなら、少し量を増やしてあげましょう。

嘔吐したからといって、すぐにいっぱい飲ませようとしないことが大切です。
乳児の場合は、母乳やミルクを少しづつ何回かに分けて飲ませてあげましょう。
食事は食べたがるようになってからでも大丈夫です。

 

脱水が進んでいる場合は点滴をしたほうが良いこともありますが、軽度の脱水の場合は経口補水液の方が良いでしょう。
基本的に経口補水液で十分です。点滴は痛いし体力を奪われます。

目が落ち窪んでいるときなどは病院へ行くようにしましょう。

 

脱水症状は年中起きています。
子どもは水分補給がおろそかになりがちなので、みんなで注意しましょうね。