オルベスコの使い方と注意点、スペーサーや残量目安計などのサポートグッズの紹介【ぜんそく予防の吸入ステロイド】

オルベスコは子どもから高齢の方まで使うことがある吸入ステロイドですが、使い方を間違えて覚えていたり、うまく吸えていない例を見かけることがあります。

オルベスコの使い方の注意や、便利なサポートグッズについてまとめます。

オルベスコの使い方【ぜんそく発作時ではなく、予防目的の薬です】

オルベスコは吸入ステロイドです。
吸入ステロイドは、ぜんそく予防のベースとして使う薬です。

発作時などのぜんそくがひどい時だけ吸入ステロイドを使われていることがありますが、基本的には予防のために毎日続けてください。

 

オルベスコは1日1~2回程度吸入する薬です。
1日1回吸入する場合は、夜に吸入することを推奨されています。
夜間にぜんそくが悪化しやすいため、夜に吸入したほうが良いからです。

子どもから大人まで使うことがある薬です。

 

オルベスコの未開封品を初めて使う時や、1週間以上使わなかった場合は、3回空打ち(吸わずにティッシュなどに噴射)が必要です。

オルベスコの副作用は? 対策として、うがいを推奨

オルベスコに限らず、吸入ステロイド全般に言えることですが、吸入後はうがいをしてください。

ステロイドが口の中や喉にずっと残っていると、副作用(口の中の違和感、口腔カンジダ症)などの原因になることがあります。

 

小さい子の場合、うがいが出来ないこともあると思います。
その場合は、お水を飲むだけでも良いです。

マスクタイプの吸入補助具を使う場合は、顔も洗ったほうが良いとされています。

 

その他の副作用としては、嗄声(声がれ)や発疹などの報告も多いですが、添付文書を確認すると、いずれも1%以下と報告されています。

オルベスコがの吸入補助にはエアロチャンバーなどが便利(無料のスペーサーは無くなりました)

オルベスコなどのエアゾールタイプの吸入薬は、「押すと同時に吸う」という少し難易度の高い作業が毎回必要です。
小さいお子さんや高齢の方の場合、これがうまく出来ないことも多いです。

 

そのため、吸入補助具を利用することもあります。

以前は無料の簡易的な吸入補助具(スペーサー)がありましたが、無料の簡易補助具では薬が適切に吸えていない報告もあり、2016年に提供は終了しています。

 

無料の吸入補助具は無くなりましたが、有料の吸入補助具はあります。
有料の吸入補助具を使用すると適切に薬が吸えるとされています。

日本アレルギー学会ガイドラインが推奨しているスペーサーは以下の3種類です。

  • エアロチャンバープラス
  • オプティチャンバーダイアモンド
  • ボアテックス

Amazonなどで購入も出来ますが、病院で手配してもらえることもあるかもしれません。

 

その中でも、エアロチャンバープラスには弁がついているので、きちんと吸えているのかを目視で確認ができます。
お子さんに使うにはこれが一番便利だと考えています。

マスク付きのタイプと、マウスピースタイプがあります。
小さい子にはマスクタイプの方が使いやすいと思いますが、吸入後のうがいに加えて、顔も拭くようにしましょう。

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オルベスコをエアロチャンバープラスを使って吸入する方法は以下のリンクがわかりやすいです。

マスクタイプの使い方
マウスピースタイプの使い方

大人の方は、普通に吸入できる方が多いと思います。

エアロチャンバーなどは必要ないでしょう。

オルベスコの残量がわかるグッズや、押しやすくする補助具もあります。

オルベスコには、残りの使用回数が分かるカウンターがありません。

噴霧回数の上限を超えた場合にも普通にエアーが出てくるので、問題なく使えるように感じてしまいがちです。
しかし、噴霧回数の上限を超えたあとは、適切な量の薬が含まれていない可能性があります。

適切な治療の妨げになる可能性になるので、しっかりと管理しましょう。

 

もう少しわかりやすくなると良いんですけどね。。

間違え防止のためにも、最初に使った日や、いつまで使える予定なのかを、オルベスコと一緒に渡されたシールに記載してわかるようにしておきましょう。

ただ、どうしてもわからなくなることもあると思います。
そんなときには、ピヨスケが便利です。

オルベスコ専用残量目安計(ピヨスケ)

ピヨスケは、オルベスコの目安の残量を測るための便利グッズです。
オルベスコの種類ごとに違う色のピヨスケになります。

ピヨスケは便利ではあるんですが、本当に目安程度しか分かりませんのでご注意ください!!

 

規定回数の噴霧が終わったオルベスコでも、まだ残りがわずかにあるように見えてしまいます。

こちらのページ(外部ページです)の一番下の動画で、目安を確認しておきましょう。

 

やはり、添付のシールにしっかりと日付を書くことが一番良い対策だと思います。

オルベスコ専用噴霧補助具

オルベスコ専用噴霧補助具もあります。

オルベスコはしっかり押すのに少し握力が必要です。
補助具を使うと、握力がない子どもや高齢の方でもオルベスコを押しやすくなります。

 

 

吸入ステロイドは、ぜんそく治療の要となり得る薬です。

適切に使用するようにしましょう。

 

エアロチャンバーを使ってもオルベスコをうまく吸入できない場合、パルミコートなどのネブライザーを使う吸入液を使用したほうが良いと考えます。

きちんと吸えているかどうか不安になったら相談してみましょう。

 

以下の記事で、小児ぜんそくの基本や治療薬についてまとめています。

小児ぜんそくの基本や治療薬まとめ